キャラクター紹介(ネタバレあり)

8/10
前へ
/77ページ
次へ
【その他】  祐宮睦仁(さちのみやむつひと)(15)162cm  皇太子にして次代の帝、後の明治天皇である。父である孝明天皇が病で亡くなったため急遽跡を継ぐことになった。  孝明天皇が大の西洋嫌いであったため睦仁も表向きはそれにならっているが、反面少年らしい強い好奇心がある。  京都が結界で隔離され過激派もすべて捕らえたのにいまだ御所に軟禁状態なのが納得いっておらず、家出を敢行。なお、家出を手伝ってくれた木曽権左衛門がタヌキの妖だったことは知らない。  ・徳川慶喜(30)159cm  表向きは紳士だが、実際は計算高くプライドの高い男。根は小心者で極力負け戦はしたくないと終始逃げ腰であったのだが、靖明の提案に渡りに船と乗って京都を無事に脱出。  敵のトップがいない今なら倒幕派にも勝てるのでは?!と浮足立っている。外交能力に自信があり、率先して海外の大使と会談を行ったりするため諸外国からの評価は高い。  ・松平春嶽(まつだいらしゅんがく)(39)164cm  元幕府の政治総裁にして越前福井藩主の大大名。家督も地位も既に他者へ譲っているが、いまだに政界のフィクサーとして幕府や新政府側へ頻繁に出入りして様々な調整を行う重鎮にして幕府最大の実力者。  先見の明があり、幕府の滅亡を早々に予見していた。わがままな慶喜の機嫌をとったり新政府に呼びつけられたりと何かと気苦労が多い。幕末の四賢候の一人と呼ばれている。  板倉が結界破壊のために江戸から勝を呼び寄せたことに気づいているが、日本の未来のため背信行為を黙認した。
/77ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加