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・本田政之助(28)177cm
勝の弟子で物語後半の主人公の一人。マジメで少し頑固なところもあるが一本気で情に厚い。旗本の三男だが妾腹のうえ、上二人が優秀なため肩身の狭い思いをしていた。
そのため剣の修行に打ち込み、勝と同じ直心影流を始め複数の流派を極めている。今では江戸一番と言われる山岡鉄舟以外負けないと豪語。
勝と出会ったのは、実は酒に酔って暴言を吐いたのがきっかけ。その時の寛大な処置に感激し弟子入りする。
・九条晴時(22)172cm
本田と同じく後半の主人公の一人で、謎の多い女性のような顔をした美貌の陰陽師。冷静沈着な頭脳派。皮肉も多いが、思ったことをズケズケ言っているだけで実はあまり悪意はない。
親しくなると、意外と正直な性格で情に厚い部分が見えてくる。根は温和で争いを好まない。
山家という非人の集団出身で本来は武士と口をきけるような身分ではないが、見た目の美しさのため幼少時に人買いに買われ京都の豪商に稚児として可愛がられていた。
その後、靖明に才能を見出され育てられた。大恩ある師を殺すのは忍びなく、なんとか平和的に解決できないか説得を試みようとする。
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