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【京都陰陽師側】
・土御門靖明(46)176cm
世紀の天才と呼ばれる大陰陽師。朝廷に厚い忠誠心を持っており、京都を異国に蹂躙されるのを嫌って今回の事件を引き起こした。
性格は冷静沈着にして寡黙、文武に優れた達人。意外にも研究熱心な性格であり、人生の半分を修行の旅に出ていた。そのため、本来なら陰陽寮の長官であったのだが家督をすべて弟に譲っている。表向きは陰陽権頭といって、陰陽寮のナンバー2ということになっている。
九条たちのような霊力の強い孤児を身分に問わず連れ帰り育て上げた。そのため、大師父と呼ばれ尊敬されている。
・土御門晴雄(40)165cm
現土御門家当主にして陰陽寮のトップ・陰陽頭。陰陽師としての出来は兄と雲泥の差。ただ、歳が離れているのと早々に家督を譲られたこともあり嫉妬やひがみの念はなく、純粋に兄を尊敬し慕っている。
兄同様、朝廷への忠誠心は厚く靖明の補佐として陰陽頭の地位をフルに活用しなにかと影でフォローしている。
性格は豪胆な兄に対して繊細かつやや神経質な面がある。表の仕事はすべてこなしている縁の下の力持ち的存在だが、作中の影は少し薄い。
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