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筋肉バカの実験体になるとは聞いていたが・・・
どうしてそうなったのか理解不能すぎて言葉もでなかった。
周囲にすら言ってない俺の悩みをなぜ知っている?
それを知ってなんで自分の体を変えることになるッ!?
まったく分からない…
何から問いただすべきか思案しながら見下ろせば不安と怯えがごちゃ混ぜになった涙目に見つめかえされ隠しごとを問いただすために囚人を俺の尋問部屋の奥へと連れてくことにした。
看守たちにはそれぞれ宿直用にベッドを置けば1歩でドアという狭さの仮眠室を尋問室の隣につくられている。
窓もないその部屋に入れば狭さゆえにベッドの上に乗り上げた囚人が体の向きを変え終えるタイミングで後ろ手でドアを閉めれば相手の姿も見えないほどの暗闇となり―…
夜目がきく俺には囚人の動きはもちろん顔の表情まで見えているのに対して囚人は目を凝らして何とか見ようとしてるが鼻先が触れそうなこの距離で俺と目線がズレていることから見えてはいないのだろう。
彷徨わせた手が俺の体に触れると安心したような表情になり
俺よりも暗闇のほうが怖いとか感覚がおかしくないか?
危険の順位について俺が考えているとペタペタと俺の腹などを触っていた囚人の手は下へと進み村では俺だけがもつソレを真剣な顔をして握ると大きさと形を指で確認した囚人は眉間にしわをよせ「うぅ"~~」とか「あ―…」と小さく唸って考え舌で唇を舐めると止める間もなく俺の2本ある下側のソレが囚人の口内へと消えた。
予想外の行動にのけ反れば見えてない囚人は前のめりになり掴まるものを探した手が俺の尻尾を握りしめ
――――――ッ!!
ベットと扉の隙間に倒れた俺は身動きができず視界をふさぐ何かによって息がしにくく嫌がるように顔を振れば
「、っ、キャァぅぅ゛ハァぁあぁんッ!」
囚人の声と同時に視界が開け太ももをピクピクと震わせ丸見えの尻と穴を鼻先に確認すると再び視界は閉ざされ息苦しさがもどってきた
つまり囚人は俺とは逆向きに落ちて俺の目は囚人の尻にふさがれ顔を跨がれてる状態で…
――モゾモゾ足を動かすなッツ!息がしにくい!!
俺ばかりが不快なのは不公平だとザラつく舌で反撃すれば
なぜか喜ぶような反応で・・・何故だ!?
ことごとく俺の予想と違う反応をする囚人は体の向きを変えて2本あるソレを後ろ手に握り位置をあわせると
―――ちょ、ちょと待て、、何をッツ
俺のが囚人の其々の穴へとゆっくり消えていくのを茫然と見つめるしかできなくて
動けない俺の上で「な、何コレ気持ちいィぃい」とか「ダメぇ…ユナクの善すぎるぅ…」
と腰を回すように動かす囚人は蕩けた顔をして行為に溺れ
言葉に偽りはなく囚人のソレは起立した先端から零れでて反り返えりに沿って流れおちて俺と囚人が繋がる尻穴の潤滑剤となり手前の隘路はヌボヌポと淫らな音をたてて聴覚と雄を刺激され
「…ユナクぅ、、ダメぇ、、ぉ、大きくしちゃぁ、、だめぇぇ」
腰の動きを止めた囚人が下腹に両手をあてて「ダメぇ…」と繰り返してるが
お前えの淫らな穴は誘うように動き両方とも吸いつてるし『ダメ』なのは俺のほうだッ!
自分より弱い相手に好き勝手されて同意もなく動けないまま交尾をさせられ
する予定もなかった同時挿れという衝撃的な体験を囚人から受ける看守がどこにいる……
まるで誂えたかのような体は俺とピッタリと嵌り
知ってしまえば無視できないほど中毒性が強い
囚人が俺の名を呼ぶ声を最後に記憶は途切れている
後日、同僚のイリヤから俺の尋問部屋から発情した獣のような声がしていたと面白そうな目でみられたのだった。
了
ひとまず『獄彼』は終了です。
更新する場合はスター特典で追加予定です 那々詩
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