たっくんの日記

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 僕にとって、朝日を迎える希望が、同時に絶望でもありました。  奇跡の光を浴びる喜びがあると、決まって綺麗な翼の折鶴が笑顔で僕の元にやって来るのです。  僕はあと何度、希望と絶望を繰り返すのでしょうか。  希望も絶望も無くなる時は、僕が死ぬ時です。そう思うと、死ぬのも案外悪いものでもないかもしれません。
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