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「ねぇ、ジェジュン!明日からテストがあるの!!だから代わってくれない??」
「ぇ〜?またぁ??」
「いいじゃん!ジェジュンの方が勉強出来るし!」
「別にいいけどさぁ、、ルイも少しは勉強したら?」
「私、そうゆーのは受け付けてないんで!」
「ぇー!?」
「いいじゃん!ジェジュンの学校はテスト来週でしょ??予行演習だと思って♬ね?ね?いいでしょ??」
「まったく。調子いいなぁルイは。」
「えへへ(笑)じゃ、よろしくねジェジュン」
「しょうがないなぁ、、」
僕は妹には甘い。甘いと言うか、、強引さにいつも負ける(−_−;)
まぁ、別に可愛い?妹の為だからいんだけどね。
翌朝、妹の制服に袖を通すー
まぁ、小さい時からワンピースとかの可愛い服、親に面白半分で着させられてたから、特にスカートに違和感は無いけどね。
「ルイ!おはよう。勉強した??」
「う、うん。まぁまぁかな、、」
ぇーと、この子は確か、、ユイちゃんだったはず。一応、困らないように一通りクラスメイトとかの写真を見たり、特徴をいつもお互い話してるから、それと無く、話題を合わせとく。まぁ、多少トンチンカンな会話だったとしても、戻ったら本人が取り繕ってくれるだろう。てか僕もだけど(笑)そして、たまに苦労する。
「ねぇ、ルイ勉強した〜?」
えっと、この子はナナ。ルイの親友
「ぜーんぜん(笑)」
たぶん、ルイならそう言うと思う(笑)
「やっぱり〜?実は私も(笑)って、いつもだけどね〜。でも、いいなぁルイは全然勉強してないってゆ〜割に、いつもいい点取ってるじゃん!」
「そ、そうかなぁ〜?」
そりゃね、僕はルイじゃないからね(笑)
「あ、授業が始まる!!」
急いでルイの友達は席についた
何だ、こっちはまだこんなところやってるのか、楽勝だな(笑)
僕はいつもの調子でスラスラと問題を解いていく
キーンコーンカーンコーン♬
「やった!!やっと終わった!!ねぇ、ルイ帰りご飯食べてかない?」
「あ、ごめんちょっと約束あるから、また今度ね?」
「うん、分かった。またね!!」
ルイの友達に手を振り教室から出ようとすると、誰かとぶつかって尻もちついた
「痛った//」
「あ、ごめんルイ。一緒に帰らないか?」
爽やかな笑顔で手を差し伸べる男子
「へ、あ、、、うん///」
えっと、確かこの人はルイの彼氏!!流石に無碍には出来ないよね、、//
ぇ、、っと、、どんな会話すればいいのか、、//中身は男の子だけど、今はルイになってる訳だから、、
沈黙に耐えられず捻り出した会話の糸口。
「ユ、、ユノ君はテスト出来た??」
「まぁまぁかなぁ、、?ルイは?」
「ぼ、、わ、私もまぁまぁ、、」
「そっか。そう言えば昨日言ってた所、早速行ってみない?」
「へ、、?あ、うん。そうだね?」
ちょっとルイ、!!僕、聞いてないんだけど?!
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