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「ユノ君、ちょっとお手洗いに行ってくるから、先に校門の所で待っててくれる??」
「ああ。分かった」
早速トイレに篭ってルイにLINEを送った
"ちょっと、ルイ!!今日、ユノ君とデートの約束してるの?!僕、聞いてないんだけど?"
"ねぇ、ちょっとルイ!?"
"どこに行く約束してるの??"
ルイのやつ、、
さっきからLINE送ってるのに既読にもならない///
でも、ユノ君待ってるし、、あんまり待たせるのも悪いよね、、大きい方してると思われてもヤダし。
仕方ない、、
僕は葛藤の末、出て行った
こうなったら、ヤケだ。ルイがユノ君とどうなろうと知らない!!
あ、でも僕のせいで2人が別れるのもちょっと、、
「ユノ君おまたせ❤️」
これでもかって位の上目遣いでにっこり微笑むと、分かりやすく頰を染めて目を逸らしたユノ君。
か、可愛い///
ルイにこういう恥じらいがあれば、少しは可愛げあるんだけどなー、、
ま、でもユノ君の前では猫かぶるのかな??
「じゃ、行こうか?」
足が長いからか、僕を置いてスタスタと先に歩いて行ってしまうユノ君を小走りで追いかけ、そっとシャツの袖口を摘んだ
「あ、ごめん///歩くの早かったな」
そっとさりげなく繋がれた手にドキッとした。てか、ルイ、、ユノ君とどこまでいってるんだろ??もう、チューとかはしたのかな??だとしたら、相手が僕だとその他諸々マズイよね💦
ユノ君と別れるとか何とか言ってたけど、、どこまで本心なんだか。
とりあえず今日は、そういう雰囲気にならないようにしなくちゃ!!
「わぁ///此処、、」
「ルイ、此処に行きたいって言ってただろ?」
「へ?!あ、うん。そうだね」
よっしゃ!!!僕も此処来たかったんだよね❤️いちごのパンケーキが有名なんだ。ルイ、甘いもの苦手なのに、ちゃっかりこんなとこユノ君にリクエストしてたのか(笑)やっぱ彼奴、猫かぶってるな(笑)
向かった先は、今流行のインテリアショップに併設されたお洒落なカフェだった。
人気ナンバーワンのいちごのパンケーキとコーヒーを頼み舌鼓
ふとユノ君を見ると、同じくいちごのパンケーキと、これまた甘そうないちごのパフェが置かれていた
ユノ君、意外と甘党なんだな、、イケメンだしクールそうに見えるのに(笑)
まぁ、それはそれでギャップ萌❤️って僕ったら、、ユノ君はルイの彼氏なのに、、いかんいかん、、!!
頭をブンブン振った
「どうした?」
「ううん何でもない。美味しいね❤️」
「だな///」
幸せそうに口いっぱいにパンケーキを頬張りムシャムシャしてる顔を見ると、僕まで幸せになる。
「あ、ユノ君クリーム付いてる」
無意識に唇についたクリームを指で掬うとペロリと舐めた
「さ、サンキュー///」
あ、、つい癖でルイにしてる事やっちゃた///
って、あれ??ユノ君照れてる??可愛いなぁ❤️
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