〜僕達の秘密〜

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〜僕達の秘密〜

僕は双子の兄としてこの世に生を受けた 一卵性双生児で見た目はそっくりだったけど、ひとつだけ違うのは性。 僕は男の子。双子の妹は女の子と言う事。 ちょっとだけやんちゃな妹のルイと少しおっとりした僕、ジェジュン。母親には、性格は反対の方が良かったねって、幼い頃から冗談で言ってた(笑) 男女の一卵性双生児はあんまり似てなかったり、身長差があったりと見分けがつくらしいけど、僕達は本当によく似てて、親さえもたまに間違えるくらいだった(笑)だから、わざと服を取り替えて母親を驚かせたりしていつも悪戯して遊んでいた。 仕返しとばかりに、双子にこう言うの着せるのが夢だったの❤️と母親は妹の嫌いなレースのフリフリの色違いのワンピースを僕達に着せて写真を撮ったりして楽しんでいたっけ。 高校生になった僕達は別々の高校へと進んだ。僕達は思春期真っ盛り。 妹には彼氏が出来たらしい。どんな奴かなんて、気にもした事無かった。 妹は地元でも有名な私立の共学校。僕は公立の男子校へと進学した。 入学早々、友達が出来た。名前はシムチャンミン。頭が良くて、容姿端麗。こんなのが僕の友達だなんてにわかに信じられないけど(笑)でも、1番の親友。 僕の家に遊びに来たチャンミンは、僕達双子を見て凄く驚いてたっけ。今でも時々びっくりした顔を思い出す(笑) 「ねえ、ジェジュン!私にチャンミン紹介してよ!」 「え?だってルイ彼氏居るって言ってなかった、、?」 「うん。いるよ?でも、チャンミンかっこいいから紹介して?」 「ぇえ?!それって二股??」 「いやいや、チャンミンと付き合えるなら、今の彼とは別れるから!」 「え、でも、、可哀想じゃない?」 「そうかな?なら、ジェジュン付き合えば?」 「はぁ?僕、男だよ?」 「大丈夫、大丈夫!ママにもバレなかったんだから、大丈夫!!」 「いや、ダメだろ?」 「なんで?別にいいじゃん!まえ、ジェジュンに写真見せた人が彼だよ?ジェジュンかっこいいって言ってたじゃん!」 「いや、でもそれは、、流石にだめでしょ?バレるって!それに僕、男だしフツーに女の子の方が好きだよ?」 「じゃ、よろしくね!ジェジュン」 「ぇ、、?ちょ、、!!今の話聞いてた?、、」 妹は少し強引な所がある。妹に頼みこまれて高校に入学してからも、何回か入れ替わった事はあるけど、、 流石にこればかりは、、ねぇ、、
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