君がくれたアイ

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君がくれたアイ

 僕の愛する人に贈ろう。 「……好きだったよ。そして、……ありがとう」  いつまでも、耐えられるはずもない悲しみばかりを噛み締め、雨に打たれながら空に向かって叫んだ。  想いを、記憶を、感情を、その全てを声に乗せる。  僕の声が届きますように。
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