若き葛藤の書
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「残酷なる花々」 残酷なる花々をもみしだき 良き香りのする花をむしっていった 私は
媚態
(
びたい
)
を凝らした女のように 美しくありたいと願った 鏡の中に映る自分は汚い人間で 私の醜悪を晒すのに 私は独りびくびくとしている
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