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えぴそーど 💘 4 💘
夏休みに
海の近くでキャンプした
そこで なんでもできてしまう
7つ 年上の人に キュン 💘と した
でも 恥ずかしくて
チャンと話もできなかった
キャンプの最後の夜
その人のテントの前まで いった
外に
その人の 白い スニーカーがあった
私は
その スニーカーの前でたちどまった
でも…
テントの中からは 何も聴こえなかった
… いないのかな …
私は そこから離れて
まだ 暑かったから 顔を洗いに
手洗い場までいった
冷たい水で顔を洗ってサッパリしたのに
なぜか私は
そこにあった
マグカップに 水 を 入れ
水がこぼれないように そっと運ぶと…
まだ テントの外にあった
白いスニーカ―の 片方 に ...
その水を
流し込んだ
私は 静かに自分のテントにもどった
朝
その人は その白いスニーカーをはいて
私の目の前にいた
私 は ドキドキした
「 お は よう !」
「……」
その人は
私の腕を引っぱると
恋人つなぎをして
黙ったまま
砂の上を歩いていく
朝の海は静かで 波は高くない
まだ朝陽もでてきたばかり
… きれい …
波が二人のスニーカーを濡らした
… あっ これって…
「しかえし?」
「そう…」
その人はやさしい笑みを魅せた
私は また ドキドキした
でも もう ...
今日は、片付けをして帰る日
私は
まだ慣れない片付けをモタモタしていた
その人は
初日には助けてくれたのに
いろいろ教えてくれたのに
自分はサッサと片付けが終わったのに
手伝ってくれない
… べつに平気だけど …
私が片付け終わり
レンタルしたものを返して戻ってくると
その人が まだ いた
「 結構、大変だろ …」
「 ぅうん … 平気 …」
… なに その うえから …
「 そうだな!
チャンとできたもんなぁ…」
… あっ これって …
ためしたの?…
「 なぁ …
次はレンタルしなくて良いぞ!」
「 エッ?」
「 来月の連休は、山に往こうぜ
涼しく過ごせるところがあるんだ
森林浴 良い空気もたっぷり …
迎えに往くからな!」
「 うん!」
… やったぁ―‼…
… あれ⁉ でも ...
「 レンタルしなくて良い 」って?…
… 「うん!」って言っちゃったけど…
それって …? ま さ か ...
『 えぇ -------⁉ 』
その人はやさしい笑みを魅せた
私は また ドキドキした …
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