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犬が一番
これは、チワワのお話ではないけれど、犬のお話だからまあいいか。っていうお話。
先日、お風呂に貼っていた「ひらがな表」をはりかえました。幼稚園からはっていたので、だいぶくたびれていましたしね。
最近は百均にもあるので、お安くて嬉しいです。
「ひらがな表」には、文字と一緒に絵が書いてあります。
「あさがおの、あ」「いぬの、い」
って覚えていくのでしょうね。
新旧二枚の絵や、売り場で見たいろいろな絵を見ながら、ふと思いました。
「ひらがな表」の絵って、ちゃんとその絵に見えないといけないから、大変ですよね。
たとえば「む」のところに「むし」の絵を描いてしまったら、「かぶとむし」「てんとうむし」「かまきり」ってなって、「む」って読んでもらえません。
だから新旧二枚の絵には両方とも「むしめがね」の絵が描いてありました。
虫眼鏡なら、「む」ですもんね。
「ゆ」は、ゆきだるまとか指輪。
「ち」は、ちょうちょですね、大体。
「け」は何だと思います? 二枚とも、「毛虫」の絵でした。
でも、いつも「ママ、これなに?」って聞かれる毛虫はうまくいっていません。
そんな中、犬は頑張っています。
どの「ひらがな表」を見ても、「い」のところには犬の絵が描いてあります。
そして娘に聞くと、「いぬ!」って読むんですよね。
そこで私は「いぬ」に勝てる「い」がないか、考えてみたわけです。
「いし」「いわ」「いくら」……微妙……
「いす」ならいいかもしれませんが、見た目で「いぬ」には勝てないかあ。
やっぱり「犬」が一番です。
今は次女がひらがなに興味を持ち始めています。
虫眼鏡や毛虫は難易度が高いし……
この絵ならわかるかな? 間違えようがないし……
私は、山の絵が描いてある「や」を指差してきいてみます。
「これなあに?」
「おやまの、お!」
……うん、間違いではないのだが……
やっぱり犬が一番だなと思う、今日この頃でした。
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