SadoのSM小説 最期のSM小説家 第一幕 義姉妹と荒井枝里

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 ジャケットのボタンを外すと瀬里菜がそのジャケットを背中で絞るように細く纏めて太い輪ゴムで止める。  珠洲がビデオカメラで撮影を始める。  十二時間百万のコースでは撮影もOKと成っている。  汚れた局部を撮影されて見続けられるのである。理不尽で堪らない。  僅かな借金を短期間で清算しなければ成らない。  已むを得ない事情から受けてしまった。公開はされないと思うがそれでも辛い。そして恐ろしく不安である。  如月鬼堂に触れられても躰は震えを止められない。  珠洲は一台のカメラを固定してもう一台を手で持って構える。  如月鬼堂はブラウスのボタンを外す。割れた胸から薄いピンクのブラが姿を現す。  ボタンを外し終わったブラウスを瀬里菜がまた後ろで細く纏める。それをジャケットと一緒に輪ゴムで止める。  如月鬼堂は後ろに回りスカートをカメラに向けて徐々に上げて行く。  太腿は不恰好に太くない。内腿の間には隙間がある。綺麗な細長い三角の隙間が露になりストッキングに包まれたショーツの先端が覗く。  綺麗な股間部分の下着姿である。  荒井枝里は堪らず膝をくねらせて躰を振るわせる。
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