SadoのSM小説 最期のSM小説家 第一幕 義姉妹と荒井枝里

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 薄橙に濁ったクリーム状の物が採取された。それを黒いプラ板に載せる。さらに奥を掻き回して採取する。  「いやああーーーーーーーーーーーーー。いやああーーーーーーー」  荒井枝里は泣き悲鳴を漏らす。  黒いプラ板に載せた膣の中の物を荒井枝里の目前に翳す。  「ああはあ。ああ。いやあ。ああ」  荒井枝里は首を振って顔を叛け甲高い悲鳴を上げる。堪らなく恥ずかしい感情が露である。それは如月鬼堂の加虐心をさらに滾らせる。  臭いを嗅がせるようにプラ板を鼻に近付ける。  「いやああーーーーーーーー。やめてーーーーーーーー」  目をきつく閉じて顔を振って拒絶する。  また大粒の涙が溢れ出る。余程羞恥責めが辛い様である。  如月鬼堂は膣の中を強めの水鉄砲で洗う。  「ああーー。はあーーーーーーーーー」  荒井枝里は医者でもまだ膣を洗われたことが無い。恥ずかしさに翻弄され続ける。  「さあ。特別ハードのメイン。生物責めだよ」  「ええ」  荒井枝里は恐怖に固まる。拷問椅子の背は既にこれまでの責めで恐怖の汗にぐっしょり濡れている。  「蛇イレポンだよ」  蛇は用意されていない。態と驚かせたのである。
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