SadoのSM小説 最期のSM小説家 第一幕 義姉妹と荒井枝里

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 「ああーーーーーーー。ああーーーーーーーー。ああーーーーーーー。あーーーーーーーーーー」  顔を歪めきってサイレンのように悲鳴を上げる。  少しだけ愉しんだらブジーを瀬里菜に返して特注のクスコを持つ。  瀬里菜は養殖蚯蚓の入ったボールとピンセントを準備する。  尿道の部分を広げてクスコの上に小さなクスコを挿入する。かなりきつい挿入である。  「ああーーーーーーー。がああーーーーーーーーーー。あがあーーーーーーーーーーーーー。があーーーーーーーーー」  荒井枝里は顔を般若の形相に歪めて上体を震えさせる。  編集の女性もマネージャーも体を乗り出して覗き込む。  ピンセットでボールの中の蚯蚓を抓む。  それをクスコに近付ける。  「ああーーーーーーーーーーーー。あーーーーーーーーーーーーー」  泣き声のような細い悲鳴である。  如月鬼堂の股間はダブルのスーツなので情況がはっきりしない。マネージャーは強くテンションを張っている。  珠洲も瀬里菜もこの情況にまったく動揺しない。辱めは同じ様に受けている。それに興奮して悦びに繋がっている。
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