SadoのSM小説 最後のSM小説家 第十一幕 銀行襲撃SMバイオレンス

52/52
42人が本棚に入れています
本棚に追加
/52ページ
 「大河内先生達が先に見えています」  「アポなしか」  「とにかく待たせて貰いたいと仰って」  如月鬼堂が越後湯沢のマンションに戻ると大河内税理士、館山弁護士、福富麻次郎、杉下一行、樽常マネージャー、雨蔵四十朗編集長が待っていた。  編集長は今回全裸美人コンテストを特集にするため協賛してきたからである。  「先生。八月一日は予定通り行なえますか。一気に自粛傾向に傾いています」  「まだ政府は何も言ってないでしょう。東京、名古屋、大阪だけでしょう」  「先生。インターネット放送のあの発言は」  「愛好会内部の問題で公開はしていないと説明しただけです。会員の方々に情報漏えいしないよう暗にお願いしました」  「予定通り行ないますね」  「当然です。出演者はギャラを充てにしています」  「良かった」  「周知メールを全員に送信しましょう」  一同は安心して飲み会となった。  最期のSM小説家 第十一幕 銀行襲撃SMバイオレンス 完
/52ページ

最初のコメントを投稿しよう!