SadoのSM小説 最後のSM小説家 第十一幕 銀行襲撃SMバイオレンス

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最期のSM小説家  第十一幕 銀行襲撃SMバイオレンス                          Sado(鬼蔵)  この物語はフィックションであり、実在の人物機関とはなんら関わりがありません。  二〇二十年夏至下元。太陰太陽暦五月三十日。  (この二十四節気は平気法太陰太陽暦によるものです)  七月二十日。新型コロナの感染者は増え続ける一方である。東京の感染者が断トツで多い。  GoToキャンペーンは東京抜きで始まる方向である。  当面しばらくは効果が薄いことは間違いない。団体旅行はNG。金を使った旅行をする年配者は警戒して動かない。  倒産は徐々にではあるが確実に数字に表れ続けている。  感染者は増えても重傷者は少ない。いま経済の手を打つことが最善である。  しかし世論は感染防止に傾いている。  感染症が終息しないうちに経済対策を優先して死者が出ても良いのかというワイドショーのコメンテーター。  リベラルに強く傾倒したコメンテーターである。  使者が出てよいかイエス、ノーで答えろと言う。野党の謀略的質問の典型である。
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