4人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
恋愛ドラマ
「母ちゃん、いってきます!」
「いってらっしゃい。」
今日はパートはお休みだ。
さぁ、今日は洗濯日和。
その後に掃除も済まさなきゃ。
早く、早く!
家事がひと段落し、これからが私の至福の時間。カフェラテを飲みながら...。
...『お前の事、やっぱ嫌い。』
あぁ...彼女可愛そうだな。
『やっぱ、好き!』
...キュン。
そのセリフの後でこれはだめでしょ?
強引に後ろからのギュッ。
それからの強引なキッス。
あぁ...おばさん死にました。
胸を押さえながら、ソファに雪崩れ込む...。
いつも恋愛ドラマ見てるとこんな感じ。
何回死んだことか!
世の中のおばさん達はみんなこんな感じなのだろうか?私だけがこんなにも恋に飢えているのだろうか?
こういう恋愛を...したいの?
もう...私には無理かな...。
「さぁ、夜ご飯の下ごしらえでもするか。」
と冷蔵庫を開ける。
あ、加藤さんに貰った卵。
6個あるから、明日オムライスに3個使って...今日は何個使おう?
金色の卵を1個持って、机でコンコンしてから...ボウルに割り入れた時。
「!?」
最初のコメントを投稿しよう!