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軽いめまいを覚えながらジュリは黒髪の少女に声を掛けた。
「たしか昨日二人でご馳走になりましたよね。その後どうしましたっけ……」
ミミは冷静を装ってはいたが事態を把握できてはいない。
「これも諸行無常。」
しかしジュリは年下に見える相手の(見せかけの)落ち着きに感心し、何とか落ち着こうとつぶやく。
「大丈夫、大丈夫!」
ミミが生まれ育った里ではさまざまなからくりが建物に施されるのが当たり前だった、それゆえ抜け道があるのではないかと思い、彼女は石の壁面に対してそれらしいものが無いか探り始めたが、それは徒労に終わるだけだった。
ミミ ダイスカード1 を失う
ダイスポイント 2 を加算
ミミが壁を探る間、ジュリは天井を見上げていた。
「なんでこんなに落ち葉があるのでしょう?持ってきて何かに使うなら乾いているでしょうし、上の穴から降って来て積もったなら湿っているでしょうね」
ジュリは落ち葉の用途が何であるのか調べようとした。
触った感じ、特に乾燥した訳でもなくその辺から適当に集めて来た感じが強い。まるで掃き掃除で集めたかのようだ。
ジュリ ダイスカード 4を失う
ダイスポイント 2 加算
壁を捜索し終わったミミは落ち葉の状態を調べているジュリのとは別に、落ち葉の中に何かあるのではないかと探りを入れた。落ち葉に隠された隠し通路があるのではないか、何者かが潜んではいないか。
ごそごそと落ち葉の中を無造作にあさるとミミズやらダンゴムシやら名前の良く分からないやたら長い脚の虫やらが次々と現れた。
これだけ積まれた落ち葉の中なら何かありそうに思えたがどうやら徒労に終わってしまった様だ。
ミミ ダイスカード4 を失う
ダイスポイント 2 加算
その勢いのままミミは壁際に置いてあった壺を覗き込んだ。
ツンと鼻を衝く匂いに耐え顔を近づけるものの、照明用に注がれた油の中から伸びた芯に炎が灯っているだけだったが壺の後ろに松明を3本発見した。
ミミ ダイスカード2 を失う
ダイスポイント 2 追加
松明x3 入手
ボーナスポイント 1 加算
松明に気付かなかったジュリはミミの目の前からの照明になりえる壺を抱え通路の方を照らしてみた。
通路はまっすぐ伸びておりそこも石造りの様だ。
ジュリ 行為は捜索では無かったので ダイスカードを失わない。
隠し通路は見つからなかった、仕掛けもここにはない様だ。だとしたら腹を括って通路を進む必要が出てくるかもしれない。
もちろん残って捜索を続けてもいい。
とどまり続ける事を危惧して武器を抜きながら先を進んでもいい。
ひとまず今日最初の食事をとってもかまわない。
壺に灯る明かりを使って松明に火を移しそれを利用する事もできる。
取りたい行動は ともなりのつぶやき の『第二回更新用連絡所』内でやり取りしてください。
最後に書かれていた行動を採用して物語を進めます。
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