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油の入った壺を照明に通路を眺めるジュリの背後でミミは懐から取り出した風呂敷を広げ、積み上がっている落ち葉を包むと肩にかけた。
「枯葉を少し拝借。もしかすると、役に立つ事があるかもしれぬ」
その言葉に影響を受けたジュリも背嚢を下ろすとばさばさと落ち葉をその中に押し込んだ。
ミミ 落ち葉を背負う事に失敗する事はまずないので
ダイスカード3を失わない。
落ち葉 を入手。
ジュリ 落ち葉を入手。
「ミミさんは素敵な布を使えるのね。私の持っているのは、こんな小さなものだけ・・。」
ジュリは背嚢の中から、小さな木箱に入った裁縫道具をだした。
「服も傷も縫えるからね!」
そう言ってジュリはにっこりと笑った。
ジュリ 特に判定は無いので
ダイスカード5を失わない。
互いに落ち葉を詰め終わった後、ミミはジュリが下ろした壺の明かりから松明に火を移し左手にそれを、右手にナイフを構え、きりりと眉宇を引き締めジュリに言った。
「この先何が潜んでいるか分からぬゆえ。 ジュリ殿も警戒されよ」
ジュリはこくんと頷く。
「人買いに買われたにしては、繋がれていないし、記憶の無い間に暴れまわって閉じ込められたにしては、武器はそのままだものね。何があるかわからないから、こっそり移動しましょうね。」
松明を掲げ、ナイフを握り締めて先を行くミミの後をジュリは天井から新手が来ないか警戒しつつぴったりと付いて進んだ。
ミミ 通路を進むだけなのでダイスカード5を失わない。
ジュリ 通路を進むだけなのでダイスカード4を失わない。
二人は揺らめく松明に照らされた幅5mの石壁のトンネルを警戒しつつ進んだ。
ひたひたと聞こえる二人の足音とミミの松明以外の音は入って来ない。
真っすぐ続くその道をおよそ15m進んだ辺りで突き当り、そこは丁字路になっていた。
今まで通って来た道と同じ幅の通路が右にも左にも続いている。
そして何より目を引くのは正面の壁だ。
壁面の高さ1.5m程の辺りにバスケットボール程の大きさのこちらを見据えるライオンの顔のレリーフがあり、その口元にはレバーらしき輪が見える。
このレバーが気に成るなら一気に引いても良いし、危険だと思うのなら触れる事無く先を急いでも良い。
直接触れるのが怖ければ武器の先でつつく事も可能だ。
下の円形は落ち葉があった所。
上の楕円はライオン。(位置関係なので大きさは考えないでください)
取りたい行動は ともなりのつぶやき の『第三回更新用連絡所』内でやり取りしてください。
最後に書かれていた行動を採用して物語を進めます。
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