おわりに

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おわりに

 本作を最後までお読み下さいました皆さまに、まずは深く御礼申し上げます。ありがとうございます。    あらすじのところでも書きましたが、本作はメインとなる『書記メルローチェと王家の呪い』の付記となります。  中身も、ほぼそのまま切り出してきただけのもの、だったり……。  もともとこの『鏖殺の地の物語』は、メインを読んで下さった方から、鏖殺の地がどうしてできたのか知りたい、という要望を頂いて書き始めました。  その中で、メインでは視点者の関係で伏せておいた設定を入れ込み、王女でもある養女の視点から、メインのいわゆる”悪役”側の裏事情まで書くことになりました。  なので本作はメインとは不可分という意味で、まさにメインの『付記』という位置付けが正しいのだろうとは思います。    ……ですが御陵自身が、本作を非常に気に入っておりまして。  いつでも読み返せるように、メインから切り離して置いておくことにしました。ついでに余計なスケベ心から、コンテストにも独立して出せるようにと……。  それでもメインとの関係性は変えられないので、コンテストには不向きだとは思うのですが。  まあ本作を独立した小品として扱うことに意味がある、と開き直って。    重ねまして、付記に過ぎない本作をお読み下さいまして、心から御礼申し上げます。  また、逆にこの『鏖殺の地の物語』を読んで下さった方が、メインの『書記メルローチェと王家の呪い』に興味を持って下さいましたら、この上ない幸いです。  まだまだ何かしら書き続ける御陵ですので、今後も引き続きお付き合頂けましたら嬉しいです。  よろしくお願い致します。  御陵 拝      
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