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一眠りした君は、いつもの君に戻っていて、まるで夢を見ていた感じになった。
「また、来る」
その言葉を残し、部屋を出て行った君。
確かに、1つになった。
共に人生を歩いて来た君は、少年から青年に代わり、誰よりも愛おしい人だったと、やっと気づいた。
だけど、この気持ちは、言葉にはしない。
君が自分の気持ちを素直に言葉にしなかったからだよ。
だから、ゴメンね。
今度は、君が追いかけて来ない場所に行く私を許して欲しい。
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