君の幸せを願う

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海は、やがて陸に繋がる。 でも、空は違う。 同じ空の下で、私も君も生きている。 君は最後の男。 そして、今だから分かる。 私の人生の中で、息子達との想い出の中に、いつだって君が居た事を。 近すぎるから分からなかった。 居るのが当たり前だったから気づかなかった。 愛おしい気持ちを教えてくれた君。 自分の気持ちが分かっても、想いは言葉にしないだろう。 君は愛してはいけない人だから、私は君との行為を、なかった事にしながら生きていたんだと思う。
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