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『結婚する気はない』と言う言葉は、何度も君から聞いた事がある。
『まさか?』『嘘!』
そう笑いながら、返した事もある過去。
1つになった時、君が君の気持ちを告白してくれたら、どうだったのかな?
なんて思いながら、首を横に振る。
たった1度だけの行為。
君との当たり前の関係は、元夫と離婚してなかったら、変わる事がなかったかも知れない。
だけど、無理だったんだ。
あの人は、私の居場所じゃなかった。
仮面を被った偽善者夫婦だったのかも。
だって、君が居たから子供達は、しっかり自立したんだよ。
困った時は、君の所に相談に行っているのを知っているんだ。
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