2 マジで野良は、始末が悪い

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すみれさん。 今ごろ、兄貴とやってるのかな。 そんなことを思うと堪らなくなって、俺は、すでに昂ってきているものを取り出して、片手で擦り始めた。 息が乱れ、どうしようもない感覚が俺の中心から溢れてくる。 俺は、すみれさんと兄貴がやってるとこを思い浮かべてマスをかいていた。 「手伝ってやろうか?」 不意に、ぞくぞくするような声が頭上から降ってきて、俺は、びくっと体を強ばらせた。 「な、なんだ、起きてたのか」 俺は、慌てて、前を隠そうとした。 刈谷は、俺の背後から手を伸ばしてきて、俺が隠そうとしているものに触れてきた。 「な、なに、する」 「目、閉じて。好きな人のことでも考えてろ」
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