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「海の家貸切ってどーゆー事だよ!」
「仕方ないだろう。ユーリ、大鍋!」
はいはい、と言いながらも奥に大鍋を設置。
いつの間にかグツグツと煮えくり返る鍋の中の色は水色。
「ふひひひひーぃ!小瓶で一つ500円として、救護を兼ねて飲ませたら……ぼろ儲けー。ヒーッヒッヒッヒッヒ!」
「もー、何救護って。って、ユーリさん救護の看板立ててるし!」
「兄から聞いたのですが、ここの海水浴場の救護の方が熱中症で倒れられたとか。それで、登録してあった姫様に依頼が来たそうです」
「すっかりと忘れてたがな!はーっはっはっは!」
「もういい……俺着替えてくる」
「まてまて奏太。ちゃんと奴らも呼んでおいたぞ?感謝しろ」
「やつら?」
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