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おにぎりを食べていると、クキョーーーーーッとニワトリでも鳥でもない鳴き声。
その声がした入口を見ると、タオルで頭を拭きながら入ってくる航平。
「結月さん……まさかアイツら連れてきたとか!?」
「あー、そのだな。海ならいいかなーなんて」
「良くない!あいつらすぐ居なくなるんだから!ブランは屋根の日陰で客が来たら鳴くように言ったんだろ?ムーは?」
「冬弥たちのところに行ったのは見た!」
胸を張って言う結月に、さらに頭を抱える奏太。
「あの、ムーってCMの?」
「そうだ。可愛いだろう?あいつは私が子犬から育てたんだ。お手とおかわりは省いたができるぞ」
その後ギャーギャーと兄弟喧嘩を初めてしまったので、ご馳走そう様と言ってから、ノアさんとニコルさんが冬弥たちのところまで連れて行ってくれた。
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