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「起きろ!」
「ん?結月さんなに?」
「出かけるぞ」
どこへ?という前に着替えさせられ、着いた場所は神社の前。
「狐共と合流で出かける」
「もう出かけてる途中だけど。ノアとユーリさんは?」
「先に目的の場所に行っている。そろそろ時間なんだが……」
ふと後ろに気配を感じて振り向くと、光の輪の中からお狐様一行。
しかも、海の時とは違い、二人増えている。
「今日はよろしく頼む。北の社の玲だ。このちっこいのは、弟で西の神社の秋彪だ」
「よろしくお願いします」
今日はいつも着物の冬弥も黒いパンツにTシャツ。
スーツ姿の那智も、Tシャツにシャツを羽織り、珍しくジーンズ。
何だか違和感!
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