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たこ焼きやラムネなどを買い、座るところを探していると、ビールと屋台で買ったのであろう食べものの入った袋を持ってルーカスを探しているニコルと会い、席を見つけて一旦座る。
「ルーカスさん、どこに行ったんだろう」
「ほっといて食べましょう」
「またー、ニコルさん。そう言いながらちゃんと2人分買ってるじゃん」
「拗ねられると面倒なので。それよりもすごい人混みですね。男性のローブは見応えがありませんが、女性のローブは綺麗な色が多いです」
「あれは浴衣っていうんだよ。風呂上がりに着るものじゃないから」
「ほぅ……」
「ですが、妖も混じっていて、どんどんと姫様の方に行くような……」
「だよねー。いいよ、しばらく楽しもう！」
ラムネを飲んでいると、両手いっぱいに景品を抱えたルーカスがやって来て、「家に送っておいてくれ」と渡してくる。
「ちょっと、これなんの景品？」
「銃で撃つやつと、輪っかを投げるやつで貰った」
「ズルしてない？」
「しなくてもくれたんだ……まだ俺もモテるな」
そういう問題じゃないと思うんだよな……
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