プロローグ

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プロローグ

旅の一行はとある王国で立ち往生をしていた。 ここはカイの故郷、多数の島からなる島国、 アドラステア国から遠く離れた大きな大陸の一大王国である。 カイ達一行はとある問題でしばらくこの国で留まることになった。 失われた古代の(オーバー)テクノロジーを研究している魔法科学者、 リオレイという男にある物を作ってくれるように頼んだのだが それなりに時間がかかるのらしい。 さらに、そのために多額の資金が必要になる。 その上、自分たちの滞在費も必要であった。 切迫している。 つまり、金が、金が必要なのであった!!
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