愛の賛歌の書

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「好いた女」 好いた女を忘れた どのような貌であったか おぼろげだ桜のような 美しさだったのは覚えている 五年も経つ早い 春だ別れと出会いの春だ 僕は忘れるあの美しい女を 僕は天使となり祝福する 僕の心は真実であった あの女は何を思っていたか まるで見当がつかぬ 僕はこうして静かに 文を連ねる
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