愛の賛歌の書

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「静けさの中に」 静けさの中に君がいる 白い水仙を摘んで 淑やかに香りの良いひとがいる 光の中に千の雨の下に君がいる 京紅を差して朱い傘をさして 滝の髪を結って美しく微笑む 我この刹那を生きて幸せなり 美しい君の姿を呆然と 眺めやることができたから
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