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聖は、ユウにだけは――――逆らうことが出来ないのだから。
「一番好きな人、かぁ」
力なく呟く聖に、碇は笑いをこらえながら声を掛ける。
「オレは、いつでもオーケーだが? 青菱と違って、未だに独身だしな」
「……」
「それに、オレとお前は同い年だ。どっかの大学生と違って、年齢も釣り合っているし丁度いいと思うが?」
「……そういえば、そうだったな」
聖はそう言うと、残っていた酒を飲み干す。
「一応、候補には入れておく」
男ながらにして『傾国の美女』という二つ名を持つ男は、そう呟くと、艶やかに微笑んだのだった。
これにて後日談「more」終了で御座います(^^)/
ここまでお付き合い頂きありがとうございました!
💐この後は、つらつらと、これからの予定や何やかんやを書くかもしれません😄栞を挟んだままだと通知が行くと思うので、チェックして頂ければ幸いです💖
または、エッセイ『雑記帳』でも色々呟いているのでそちらを見て頂ければ……(/ω・\)チラッ➡https://estar.jp/novels/25718492
では、またお会いしましょう(@^^)/~~~
2020/10 亜衣藍💖
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