2-目覚めたら

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「おお~。起きてるじゃん。大丈夫~?」 目の前に現れたのは、長めの金髪にシルバーのピアス──まるで絵に描いたようなヤンキーだった。 呆気にとられそうになりながらも、私はとっさに身構える。 この人、いったい何? そんな私の警戒と動揺をよそに、彼は少しもためらうことなくまっすぐこちらへ向かってきた。
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