川であり友達である

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夏休み。特に行くあてのない僕と(れん)は近所の河原で語り合うことにした。 「結局、みんな出掛けたのなー」 「それな。まぁ夏休みだし仕方ないよ」 他の友達は夏休みなので出掛けてしまっている。僕と連は暇なので、とりあえず近所の川で夏らしく過ごすことにした。 二人で河原にテントを立てる。 日差しよけにはなるが、やっぱり暑い。 河原には僕らの他に人は全然いない。 ほぼ貸し切り状態だった。 時刻は午前11時。 僕と連はテントを立てたあと、ゆっくり腰掛けた。
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