EPISODE2:ミミとの遭遇

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「なんで他人のほっぺたつねるの? そういうの、普通自分のだよね?」 プーのすけがミミに問い質す。 「だって、ミミ、痛いのイヤなのにゃ。」 それに対してミミが「なにが悪いの?」と言わんばかりに答える。 「そりゃ、ボクも痛いのイヤだけどさ……。」 ちなみにととは一回目を覚ました後、「夢か………」と言って寝てしまった。 どれだけ寝れば気が済むのか、この男は。 「というか、ととさん、いい加減起きて!! もう朝だし、なんか、大変な事が起きてるよ!!」 プーのすけがそう言いながらととを揺さぶるが、「あと50分…………。」とか言いながらまた夢の中に戻ってしまった。 「ぷー、そこは『あと5分』だと思うけど。」 そう言いながら、プーのすけがととを見やる。 「じゃ、ミミももう一回寝るのにゃ。 500分後くらいに起こしてにゃ。」 「500分後って………、えっと、えっと……。 8時間と20分後だよ。 ガッツリ寝る気だよね!?」 ととのスマホの電卓機能で計算したプーのすけがミミに言う。
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