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「でも、普通、ぬいぐるみは動いたりしゃべったりしないのにゃ。
夢じゃなきゃ、ふしぎなんだにゃ。
ミミ、お外をお散歩してたにゃ。
そしたら、動いてるクマさんのぬいぐるみを見つけて、夢の世界かにゃと思って見ていようとして、ついつい寝ちゃったのにゃ。」
「でも、寝ている間に見るのが夢だと思うよ。
でも、これは夢じゃないよ。
だって、ボクが動いてるのはホントにホントだもん。」
「じゃあ、ホントに夢じゃないのにゃ?
ちょっと試してみるのにゃ。」
そう言うとミミがほっぺたをムニューとつねった。
ただし、なぜかととのを。
「あっ!!」とプーのすけが声を上げるのと、ととが「痛ッ!!」と叫ぶのとほぼ同時だった。
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