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「なんで他人のほっぺたつねるの?
そういうの、普通自分のだよね?」
プーのすけがミミに問い質す。
「だって、ミミ、痛いのイヤなのにゃ。」
それに対してミミが「なにが悪いの?」と言わんばかりに答える。
「そりゃ、ボクも痛いのイヤだけどさ……。」
ちなみにととは一回目を覚ました後、「夢か………」と言って寝てしまった。
どれだけ寝れば気が済むのか、この男は。
「というか、ととさん、いい加減起きて!!
もう朝だし、なんか、大変な事が起きてるよ!!」
プーのすけがそう言いながらととを揺さぶるが、「あと50分…………。」とか言いながらまた夢の中に戻ってしまった。
「ぷー、そこは『あと5分』だと思うけど。」
そう言いながら、プーのすけがととを見やる。
「じゃ、ミミももう一回寝るのにゃ。
500分後くらいに起こしてにゃ。」
「500分後って………、えっと、えっと……。
8時間と20分後だよ。
ガッツリ寝る気だよね!?」
ととのスマホの電卓機能で計算したプーのすけがミミに言う。
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