カメレオン(ユウの場合)

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カメレオン(ユウの場合)

ボーイさん 『残り五分です。ご挨拶をお願い致します!』 (ユウ) あと五分ってきいたとたんに、思いきり私にだきついてきたけど、だれが触っていいって言ったの?私、許可したっけ? (須藤) ゆっ、ユウさまっ!! 申し訳ありません。我慢ができずについ… (ユウ) ふふっ。悪いこね。罰としてこれをつけてあげる。 ユウが取り出したのは洗濯ばさみ二個。 その洗濯ばさみをお客様の上半身2ヵ所につけた。 (須藤) あっ、、、んっ、んんん…。はぁ… (ユウ) 随分気持ち良さそうじゃない。 これじゃぁ、お仕置きにならないわ。 さらに罰を与えないと。 この会話は、隣の部屋に居たみやびにもきこえてきた。 (みやび) ユウさん、またやってる 笑 本来ならこのお店ではSMのイベントはない。 楽しくお酒を飲みながらお客様の膝の上に座り、男性が喜ぶあれやこれやをやる遊戯場。 ただ、ユウとみやびはお客様にあわせてキャラを操るのが得意だった。SにでもMにでもなるし、ラブラブなカップル、あるいは母親になって【ママ】と呼ばれることもあった。年齢は関係なくだ。 ユウにいたっては、いつも和柄のバッグにその日予約をもらったお客様に必要なものを用意する。 今日だってそうだ。M男なお客様のために洗濯ばさみを入れていた。 みやびは口や手を使うことがあっても、 道具までは面倒くさいと毎回感じていた。ユウさんのプロ意識をそこで感じる。 (ユウ) 残り後3分よ。 今日は久しぶりに来てくれたんだし、 最後はどんな罰がいいかお前に決めさせてあげる。ほら、早く自分の口で言いなさい!! そう言いながらユウは、右の人差し指でお客様の唇をなぞった。 (須藤) はぁ…はぁ…ユウ様。洗濯ばさみじゃなくて、ユウ様のその美しいお口でお仕置きをしていただきたいです!!! ユウは勢いよく洗濯ばさみを引っ張った。 そして、お客様のぷっくりとした二つの実を、手と口を交互に使いながら可愛がる。 (須藤) ああぁっ…ううぅ……あっ!!!! ユウはお客様の表情をみて笑みを浮かべた。 (須藤) ゆっ、ユウ様。もう少し、あと少し、この変態な僕をいじめてください。お願い致します!! (ユウ) いいわ。遊んであげる。でも、次のお客様が待っているから、20分間は放置プレイね。 ヘルプの子がついても、飲んで話すだけよ? 守れる? (須藤) はい。ユウ様以外の女性には興味ありませんから。 (ユウ) ふふっ、良い子ね。 そう言ってユウは、お客様の右の頬にキスをし、次に予約をしてくれたS男のお客様の部屋へと向かった。
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