勇者って弱くね

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勇者って弱くね

「フフフ、フフフ、フフフフフフフフ」 今日は紹介式なのだ。楽しみで仕方がない。理由は、ね 「おーい」 トントン …ギルマスか 「はいよ」 「今日は紹介式だ。遅れてるから早めに行くぞ。つかまれ。」 「ちーっす」 「《転移》」 「もうついたし」 「視認出来る場所、自分の行ったことがある場所に一瞬で行く。それが 《転移》だからな。」 「強すぎてワロス」 「さてと、早く行かないと…いやどっちにしろ《氷帝》は文句言ってくるな」 「絶対そいつ更年期だよね」 「更年期なりかけの二十歳」 「ワロス」 「さてと行くか」 「待て、なぜその紹介式場まで《転移》で行かないんだ?」 「結界があるから無理なんだよな〜。めんどいんだよな〜」 「フッ」 「今のは聞かなかったことにしてやる。行くぞ」 〜3分後〜 「遅いぞ!《空間の覇者》‼︎この愚図め!」 「黙れ《氷帝》」 「なにをいう!《炎帝》!」 「ここは紹介式場だ。静かにするんだな。」 「チッ…わかった。《炎帝》」 「遅れて済まなかった。では始めよう」 あいつが《氷帝》か。実力はあるが故に性格に難があると… で、こっちが《炎帝》か。《勇者》と《大賢者》を除き、 二番めに強いものか。 そしてギルマスが《空間の覇者〕か、条件がそろわないと、最弱であるマスターだな。 「……………………《ユウシャ》ジカンダ」 でこの変なのが《漆黒の王者》か。《勇者》と《大賢者》を入れても一番強いマスターだな。ついでに《大賢者》く《勇者》の強さである。 「えっと《勇者》です!新人でまだまだ未熟ですが頑張っていきます!」 「………………《ダイケンジャ》」 「《大賢者》だ。よろしく頼もう。《勇者》とは同じ異世界からきた。」 「………………《ゼンオウノモノ》カ?いや《ゼンゾクセイノモノ》カ?」 「《全属性の者》(ぜんおうのもの)だ。よろしく頼む。」 「おいおいもう終わったのか?」 《氷帝》か、めんどくせー。どうせ『時間が余ったから実力を見せろ』 とかだろうな。 「ちょうどいいぜ。時間が余ったから実力を見せてもらおうじゃねぇか! いいよな《漆黒の王者》?」 「タシカニミテミタイナ。イイゾ《ヒョウテイ》 「え!本当ですか!?」 「勝負事か。フフフ、承知した。」 「へへへ。決まりだなぁ?そんじゃついてこいや。」 ちっ、面倒くさいことこの上ないぜ。困ったなぁ 「ドナ○ドはつい、殺っちゃうんだ⭐️」 「!そ、それは………………」 おっと、つい思ったことが出てしまった 「ド○ルドか………………懐かしい者である………………」 「なに言ってるのかしんねぇけど、さっさとこいや愚図ども。」 「え、あ、はい!」 「ふん」
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