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「なるほど!目の前の欲望に捕らえられて本質を見失ったんですね!」
「そう、パピコはデザートにするべきなのに
馬鹿な奴だ。しかも何故今、定番を買うんだ。いまは限定の味があるというのに。理解できない。」
ガチャッ
いつの間にか卵の手にはスナイパーが使う銃が握られていた。その照準は電子レンジ。
「みてろ、ウズラ卵。一発で決める。」
「アニキーッカッコイイ!俺、温泉卵になっちまう!トロけるーっ!」
ズガーンッ ズガーンッ ズガーンッ
『あたため』『1分』×2回
卵の銃声と共に電子レンジのスイッチが入る
グルグルと回転するレンジのテーブル。
そして......
バン!!
凄まじい爆発音がレンジの中で起こった。
衝撃で一瞬わずかに飛んだレンジ本体。
「な、なんだぁ!一体!!」
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