デーモンの旅立ち

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「・・・・・」 腕を組みデーモンの横顔を見つめるサリゲナク。 「本当に大丈夫なんだろうな?もし、デーモンに何かあったら許さないぞ。」 サリゲナクはひそひそ声で博士に話し掛ける。 「紹介料目当てで友達を売った奴が何を言うか…。まぁ安心しろ。計算では絶対に事故は起こらない。」 サリゲナクは腑に落ちない表情だ。 「じゃあ、天使の星まで送ってください。お願いします。」 デーモンが笑顔で言う。 「うむ。任せろ。」
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