生徒会長サマ

4/15
1147人が本棚に入れています
本棚に追加
/115ページ
俺がゆっくりと食べ進める間に、目の前の料理は恐ろしい速さで消えていく。 、、胸焼けしそう。 見ているこっちが気分が悪くなるほど、なのに当の本人はけろりと おい、お前見てた生徒、真っ青な顔で目逸らしたぞ。 「よく食べるよな、、、」 「え、そぉ?これでも食べ足りないんだけど」 「、、掃除機かよ。年々食べる量増えてんじゃねぇか」 「ま、その分成長してるからね」 、、俺は喧嘩を売られているのだろうか。 明らかに今、背が小さいと言われたよーな。 ジト目で睨むと、自分の発言に気づかないのか呑気に首を傾げた ムカつく。 再びサンドイッチに視線を落とすと クスッと笑い声が聞こえた 「シフォンはそのくらいが丁度いいのー」 こいつ、、、ほんとどっかに頭打ったか? やっぱりストレス溜まってたり。 疑惑の目を向けると、軽く微笑まれた? 「鈍いよねぇ」 「は、、?」 わけが分からず、サンドイッチを食べながらアレンを見た その時だった。 『『キャーーーーーーーァァァァァァァァあああああああああああ!!!!』』 『『ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああ!!!』』 「お'''っっえ''」 人間どこ行った?
/115ページ

最初のコメントを投稿しよう!