時の囚われ

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「あと5分」その言葉すらも懐かしく感じるようになってきた頃。嫌と言うほど時が刻まれる音を聞いた後、その男は突然我が家に現れた。  見ず知らずの男、明らかに主人の身内ではないその男は、古びた我が家へと手をのばしてきた。
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