5人が本棚に入れています
本棚に追加
食堂で一人食事をするアンジー
「遅い昼飯だな」
目の前に立つロナルド
「ちょっと、いろいろあってさ
そちらこそ、どうなの?」
上目遣いに彼を見るアンジー
「外来診療の時はこんなもんさ!
いろいろって…おまえ何かやらかしたんじゃないだろうな?」
そう言ってアンジーの前に座る
「ンナ訳ないだろ!」
彼のサンドイッチに手を伸ばす
「ちょっと、それ俺の…」
「いいじゃないか
減るもんじゃないしさ」
「現に減ってるんだけど…」
ロナルドを睨むアンジー
「まっ、それならいいんだけど
何かあったらジャックが
困るんだからな!」
「わかってる」
食器を片付けるアンジー
「じゃあ!」
そう言って食堂を出る
「ねぇ、彼でしょ
モデルみたいね♪」
食堂にいた看護師たちがささやく
ーおまえはやっぱり目立ってるー
アンジーが出ていった先を見た
喫煙所
煙を燻らす
ー問題はこれなんだよなぁー
煙草の灯りを見つめた
「アンジー、吸いすぎよ」
わかってますよ。フー姉さま
少し怒ってる彼女を思い浮かべ
思い出し笑いするアンジー
最初のコメントを投稿しよう!