あとがき

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 舞台設定につきましては、作者以外に浪漫を感じておられる人がいない気はしているのですが。 「ワイルドアームズ」というゲームが、私の浪漫の原点となっています。  荒野と銃と口笛。  途中、999を思い出すといったようなペコメをいただきまして、あのような名作を……と恐縮いたしました。  そういえば999も銃がメイン武器でしたね。  二挺拳銃も浪漫からきてます。 本当は二挺拳銃は不可能っていわれても、浪漫だからやる。  ジョン・ウー監督の「男たちの挽歌」から。 ダークが拳銃使いの筈なのに若干、肉弾戦が多いのはそのためです。  撃ち合いの前には、白い鳩を飛ばしたかった。(ジョン・ウー映画のお約束) 誰も気づかないだろうなと思うと、ちょっと寂しかったのでやりませんでしたが。  舞台設定といえば、主役を一番脳みそがアレなダークにしてしまったせいで、色々と困ったことが起こってました。  裁判のやり方がおかしいのとかは、文化程度からいって、司法制度がまだ無茶苦茶な時代だよなあと思ったのであんな感じに。  本当なら説明しなくちゃなんだと思いますが、長々と説明するのダークの一人称だと不可能なので作者がえらい困るっていう。  そもそもダークが知らないことなので説明しようがない……。  そんなものえんえんと読まされる側もつまんないだろうしで、誰得?て思っちゃって。 さくっと流しておきました。  その手のことが、他にも山ほど……。 でもどれも誰得?だったので、ふわっとそんな感じ、程度に思っていていただけるとありがたいです。  ダークに説明は無理でした。  そして、ラストなんですが。 タグ恋愛って、よくも堂々とつけたなって思います自分でも。  すいません、私の限界、こんな感じでした。 自分的には、大スペクタクル恋愛なつもりだったんですけど。  これって恋愛ジャンルの猛者の方々にしたら、鼻息で飛ぶわ、くらいの塵レベルですよね。  恋愛って、書くのにものすごくパワーが必要なんだなと思い知りました。  手握って終わりって、小学生かよ!! 大和田さんに土下座強要されるレベル(吐血)  さて、それでは次は都市伝説二話を書き始める予定です。 表紙とかできてなくて、始められるの??って今ちょっとピンチなんですけども。 頑張ってみます。 春
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