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あれから何度も何度も仕事をこないしたわ。くだらない理由ばかりだった。ベランダでタバコを吸うこと注意された男、レギュラーになりたいがために友人を標的にした少年、授業中に注意してきた国語教師を殺した少女。どれもこれもくだらない。
わたしの仕事のあとは雨が降る。あの暑い夏の日いらい、ずっと月は見てなかった。ここのお庭にくるまでは。
わたしの腕は今も未熟だ。
恨みだとか後悔だとか、あるいは自分の死を疑う気持ちだとかを抱かせたまま、暗闇の世界に落としこんでしまう。
それでもよければ、特別にわたしを呼び出す呪文を、教えてあげるわ。
「〜 Ж Λ *Φ"ψ 〜 Ж Λ *Φ"ψ 〜 Ж Λ *Φ"ψ Θ ς Ξ」
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