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「あ、あぁっ、ひあ……!」
白濁の泡立つ水音と、肌のぶつかる音がひときわ大きくなる。
ジークの表情がいっそう蕩けていく。
揺さぶられるのに合わせて、尖った胸の先がシーツに擦れるのが気持ちいい。
口端からだらしなくこぼれた唾液が幾筋もの線を描き、生理的な涙がとめどなく目元を濡らす。
「あぁ、あ、んっ、い……――っ」
「……っ」
行き止まりを躙られながら、再び注ぎ込まれた白濁の熱さを、ジークは恍惚とした表情で感受する。感受しながら、自身もまた何度目か分からない精を放っていた。
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