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別れの時
「いつか、ちょっといい?」
『一姉?』
姉:一花に呼ばれた理由はなんとなく分かっていた。
「あなたももう大学1年生……分かってるわよね?」
『う、うん』
「なら いつか……あなたから哲雄君にちゃんとお別れを伝えてやりなさい」
『で、でも……』
「別れたくない気持ちはよぉく分かる……けどね、それはいつかの為であり、哲雄君の為でもあるのよ」
『分かってる!分かってるけど……』
哲っちゃんは私の事をバケモノ扱いしてた男子生徒から守ってくれた唯一の男の子。
『分かった……だけどお願いがある!
1週間…ん~ん3日でいいから時間をちょうだい!』
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