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 ……はい、告白します。しっかりがっつり私の妄想です。  人生(プピー)年、いまだ結婚していない私が、「こうだったらいいのにな」という願望をぎゅうぎゅうに詰め込んだ話です。  だって、どうせ創作をするなら、自分の好きなものや夢を存分に書き散らすのがいいじゃないか。読んでいて不愉快になる文章など見たくありません! 物語の中でくらい、気分良くなりたい!  とはいえ、ご都合主義だけでごはんは食べられない。 『冴えないOL以下略』には、ちょっぴり物悲しいラストが訪れる。  神様の手違いで転生したヒロインは、元の世界に戻らなくてはいけなくなるのだ。それが発覚するのが、ヒロインが元の世界へ戻される5分前。  あと5分、皇太子と刹那の蜜月を過ごすが良い、と神様に言われたヒロインは、その残り5分で皇太子に全てを語り、不敵に笑って、告げるのだ。 「未練なんて残しませんし、貴方が残すことも望みませんわよ。せいぜいわたくしより良い姫君を見つけて、立派な皇王におなりあそばせ」
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